2025-01-01から1年間の記事一覧

第6回 マーチ博士の四人の息子 (ブリジット・オベール著)

マーチ博士の四人の息子 (ブリジット・オベール著)を読みました。 この本は、フランスの作家が書いたものとしては珍しく、トリックの面白さを主な特徴とする推理小説です (帯に「驚愕保証のサプライズ・ミステリ!!」とあります) トリックをフィーチャーした作…

第5回 ボタニストの殺人 (M・W・クレイブン著)

ボタニストの殺人 (M・W・クレイブン著)を読みました 密室殺人や雪の上の足跡など、読者を驚かせる仕掛けが満載の、楽しい推理小説でした 文章は読みやすく、1章ごとほどよい長さに区切られていて、上下巻をストレスなく読むことができました 楽しい、そして…

第4回 あんたを殺したかった(ペトロニーユ・ロスタニャ著)

あんたを殺したかった(ペトロニーユ・ロスタニャ著)を読みました フランス人作家による、警察小説、サスペンス、謎解きの三要素のある佳作です 物語のはじまりの主要な登場人物が殺人を自白して警察署に出頭する場面から、最後の数ページに至るまで、魅力的な…